「買ったときには、もちろん気にいって買ったのだけど、何年もたって、インテリアの好みも当然かわって、でも捨てるのは、ちょっと…」
こわれてもいない大きな家具を捨ててしまうのって、少々決断力がいりますよね。
今回は、そんな家具の作りかえのはなしです。
「新居を立てて、インテリアにも張り切っているんでけど、新婚当時に買った、カップボードが、ぜんぜんまわりにそぐわないんですよ。夫は、こわれてもないのに、捨てるなんてもったいないって、新しいのを買うのを許してくれないんです。・・・・・あの、ひょっとして、作りかえられます?」
すごい質問ですね。でも愉快ですね。
もちろん作りかえました。愉快なことは、実行しなくては。
新しい食器棚の本体部分は、すべて古いカップボードの部材でまかないました。
天板と扉を、新規に用意して、ご覧のように、まったく別の家具になりました。
古いカップボードを「大事に活用」しているので、だんなさんも、「もったいない」とは言えません。
奥さんなかなかやりますね。感心感心。