長い間つかって、ずいぶんといたんだテーブルの、天板面のリフレッシュを頼まれました。
まず専用の溶剤をつかって表面の塗膜をおとし、つぎに木の表面にサンドペーパーをかけて傷や、へこみをきれいにします。
根気のいる作業ですが、真あたらしい木肌があらわれるのを目にするのは、清々しいものです。
色は、なるべくもとの色に近づけるように努めますが、日焼けなどによる経年変化などもあり、そっくり同じには、必ずしもなりません。
そんなときは、濁りのある塗料をまぜて、それを目だたなくしてみたりと、あれこれ工夫します。うまく「色が出る」とこれまた嬉しいものです。