オイル仕上げのキッチンカウンターです。
ご存知の方も多いと思いますが、オイル仕上げとは家具の表面に ,ニスなどの塗装の膜を作るのではなく、木肌にオイルをしみこませる塗装のことです。
エコ、自然派志向とともに人気が出ていますが、塗料の膜で守られていないので、定期的な、手入れが必須です。
そのあたりのことは人の肌の手入れと同じで、それをしないでほおっておくとやがてオイルは抜けきり、汚れだけが残るみすぼらしい木肌になります。
「自然、天然」は手間がかかるものですよね。
だから、僕はお客さんにたずねて、とくにこだわりがなければ、ウレタンニスの塗装をすすめてます。手入れというほどの手入れをしなくていいからです。
ただし、長年にわたってくりかえし オイルを塗り重ね、手入れを続けられた無垢材の家具には、大事に使いこまれた革製品のような他では得られない素晴らしい風合いが そなわります。
物とそういうつきあい方をしたい人にはおすすめの塗装です。