これは、舞台の小道具です。
古典の朗読をしているグループからの注文でつくった ひのきのろうそく台と几帳(きちょう)です。
几帳はすだれや着物、帯を連ねたオブジェなどを掛けて 舞台をいろどるものです。
最初は、よくある奥さんたちの趣味のグループだったのですが、朗読は元アナウンサーさんだし、三味線に、とある立派な流派の師範が加わって、あれよあれよと人気が出ました。
後楽園(岡山市)の能舞台という 立派な場所での公演は、僕も鑑賞しました。
メンバーのみなさん、典雅な着物に身をつつみ、おごそかで堂々たる源氏物語の朗読でした。