趣味の木彫りの素材を加工

クスノキ (4) クスノキ (2) クスノキ (1)

クスノキを使った彫り物の教室に、素材の用意をしています。

木材屋さんに行って、希望にあった木材をえらぶところからはじまり、

指示された寸法どうりにカットしたり けずったり 彫りこんだりしたものを届けます。

その後、彫り上がった作品を組み立てて仕上げたりもします。

 

品物によっては、0コンマ何ミリの正確さが、要求されます。

作り手さんは、それを手にして、図案を描いたり、彫り進めたりするのですから、

すこしでも雑な仕事や、ミスがあれば、すぐに分かってしまいます。

神経を使いますが、おかげで、こまやかな細工仕事の またとない勉強になりました。

 

ただ本当にまいったのは、クスノキの粉でした。

電動工具で 木材に溝を掘るような作業をすると、細かい木の粉が、盛大に飛び散るものです。

クスノキには強い防虫効果があることを、ごぞんじの方もおられるでしょう。

つまり防虫剤の噴霧のなかで、作業をするということです。

はじめのうちは、そのことを知らなかったので、まともに吸い込んで、よく頭痛をおこして寝込みました。

「たぶんこまかい仕事で神経を使いすぎたのだろう。」と,かんちがいしてました。ははは。