くつ箱

収納ーげた箱 (3) げた箱 (6)

「家を建てたとき以来、40年ちかく使った げた箱が、さすがに使えなったので」と、ご注文いただきました。

新しいげた箱は、「開き戸にして、傘をしまうスペースがほしい。

そして、天板に手すりをつけてください。」といわれました。

手すりは、おばあさんが、玄関のがまちを上がり下がりするときの支えにするためです。

この家を建てた時には、「お母さん」だった人です。

家とともに齢を取ったと、明るく笑っておられました。

扉の取手も、いくつか用意した中から、おばあさんの握りやすいものを撰んでもらいました。

無垢材へのこだわりとかは、特にないお客さんだったので、価格を抑えるために、化粧合板でこしらえました。

靴を置く棚板も、カットしただけのベニヤ板です。「見えないところは、別にいい。」のです。

傘をひっかける収納方法(写真)については、ほめていただきました。

今回のように、作りようによっては、市販の既製品より むしろ安くできることもあります。

もちろんサイズは、スペースを十分活用できるぴったりサイズです。

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