ガレージに藤棚を

 

カーポートの後ろの畑に、やぐらを建てて藤棚をつくった工事です。

そして、そこから伸びている藤の幹を、カーポートの屋根の下にもひきこんで、そこでもきれいに広がるように桟を組みました。

桟組みにつかったのは、ガーデン用のメタルパイプです。やぐらは、さびたり腐ったりしないように、アルミの柱をつかって組みました。

さて、問題はいかにしっかりとやぐらを設置するかですが、何しろ足元が畑なので、深い穴に柱を埋め込んでコンクリートを流し込むような基礎工事はしたくありません。

ピンコロと呼ばれる、コンクリートのキューブを台にして、柱をボルトでつなぐことにします。でもこのままでは、固定力が不十分です。

そして考えたのが、カーポートの骨組みのアルミ材に、やぐらから延長した 角パイプを 接続することで、つっかえ棒にすることでした。

接続用の金具は鉄板を切って曲げて自分で作りました。

うまくいって、がっちりしたぐらつかないやぐらになりました。

ぼくよりずっとパワフルな施主さんが、現場作業を手伝ってくれて、大助かりでした。