段ボールドラムセット

現在ぼくはドラム初心者です。

自宅での練習用にダンボールでドラムセットを作りました。

 5分以内で組立、分解ができること。しまう時に棚の上の空きスペースにひょいと持ち上げて収納できる軽さであること。そういう理由から段ボールで作りました。

打面の配置や高さや角度は、実物を細かく観察して組み立て、可動域を残しています。

耐久性と音の感触を考えて、打面にはクリアファイルを張り付けています。

組み立ては

  • まず、折り畳み式のスチールの会議テーブル(天板は撤去。ちょうどよい高さに脚を延長。)をひろげ、
  • ハイハット、スネア、タム3台が固定された木枠を載せます。
  • そしてバスドラと、シンバル2台を設置。

スーパーマーケットの段ボール箱製なのが、丸わかりなところが可笑しいので、着色はしていません。

ダンボールというのは作りようによってはなかなか丈夫になります。水で濡らしたりさえしなければ、そう簡単にダメになったりはしません。(ダメになっても、またすぐに近所のスーパーマーケットからもらってきて作り直すことができます。)

室内で使うにはとても便利な素材だと思って使っています。

ダンボール工作のポイントは、

①たっぷりと木工ボンドを塗布して、

②当て木をしたうえで、

③重しやクランプを使い、しっかりと圧着させること。

木工ボンドは乾くのに時間がかかります。急いで一日で仕上げようと思わないで、一度に圧着できる接着部分ごとに工程を分けた方がいいでしょう。

この工作も、部分的に段ボールを重ね張りするなどして強度を高めています。特に負担がかかる部分には、木材やベニヤ板を補強に使用しています。ボルトナットで接続している部分もあります。

そしてダンボールにも、良品と粗悪品とあるようです。手で触ってみて、厚みがあって丈夫なものを使われた方がいいように思います。