軽い軽いダンボールの台

このごろは、ずっと椅子に座りっぱなしのデスクワーカーに対して、立ち姿勢での時間を積極的にとることを、勧めているようですね。

僕も、座りっぱなしというのは苦手です。1時間も座れば必ず立ち上がって別のことをしますし、今はなんとなく立ち姿勢でいたいな、と感じるときは、デスクワークも立って行います。

そんなとき用に作ったのが、この台です。

ダンボール+2mm合板の天板でつくりました。部分的に段ボールを重ね張りするなどして強度を高めています。それでも充分に軽いです。(2kg)

これくらい軽いと、疲れて足腰がギクシャクしているときでも、指を一本引っ掛けて簡単に持ち上げることができます。

使い手の体調がいい時を基準に置くのではなく、「体調が悪いときにでも楽に扱えて役に立つ」というのは、身の回りのものを作るときの大事な観点だと思います。

この台も、人が感心するような見栄えのいい工作ではないかもしれません。でも、たいへん役立っています。

ダンボールというのは作りようによってはなかなか丈夫になります。水で濡らしたりさえしなければ、そう簡単にダメになったりはしません。(ダメになっても、またすぐに近所のスーパーマーケットからもらってきて作り直すことができます。)

室内で使うにはとても便利な素材だと思って使っています。